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2011年3月31日木曜日

[VPS]: さくらのVPSが安いのは分かっていてもEC2を使う理由

さくらのVPSが正式サービス化され,国内の低RTTサーバをそれなりのスペックで使えるようになった.
さくらのVPSはあちこちのVPSサービスに比べて実使用上のパフォーマンスが相当高い.具体的には以下の記事を見てみると良いと思う.

格安の低価格VPSを比較する

VPSサービスは仕様上の性能はいいことを書いておいて,実際使ってみるとI/Oパフォーマンスが異常に悪かったりするひどいサービスもあるのだが,さくらのVPSはその点値段以上のパフォーマンスが出ているといえる.

そんな状態でもEC2を使いたいというシチュエーションがあったので,まとめておく.

2010年9月16日木曜日

[VPS]: 自宅サーバとVPSの運用コスト比較

前回の記事でも書いたとおり,EC2 Micro InstanceやさくらVPSなど,1000円前後のVPSサービスが最近熱い.
そこで,これだけ安くなってくると自宅サーバの電気代を下回るのではないかと思い,ざっくりコスト計算をしてみることにした.

前提など

シナリオとしては3通り.EC2はドル払いになるので為替変動の影響を受けるのと,転送量などの従量課金特性があるので今回は定額のさくらVPSを指標として利用した.
  • さくらVPSで運用
  • 自宅サーバ(デスクトップPC)で運用.初期投資は既存のものを使いまわすので無料
  • 自宅サーバ(ノートPC)で運用.初期投資は既存のものを使いまわすので無料

2010年9月12日日曜日

EC2 Micro InstanceとSmall Instanceのコスト比較

先日AmazonがEC2のMicro Instanceという新しいInstance Typeを発表した.
EC2というのはAmazonの提供しているレンタルサーバサービス(VPS)のようなもの.
Instance TypeというのはEC2用語でスペック別のサーバタイプに相当する.

今回はこれまで最小スペックだったSmallと新しく発表されたMicroの間でコスト比較をしてみる.


2010年2月9日火曜日

[Linux]: Linuxでコマンドラインからテープバックアップ

昔書いたテープバックアップのスクリプト.PHPだけど.
商用のバックアップソフトなどを使わないフリーソフトのみの構成.

  1. mtコマンドのためにmt-stパッケージをインストールする
  2. テープデバイスのデバイスファイルを確認する(ここでは/dev/nst0)
  3. mt -f /dev/nst0 statしてきちんとデバイス情報が取れるかを確認
  4. 以下のスクリプトを実行.TAPE_DEV, BACKUP_DIRは必要に応じて書き換える

#!/usr/local/bin/php
<?php
define('MT', '/bin/mt');
define('TAPE_DEV', '/dev/nst0');
define('BACKUP_DIR', '/home');

$descriptorspec = array(
0 => array("pipe", "r"), // stdin is a pipe that the child will read from
1 => array("pipe", "w"), // stdout is a pipe that the child will write to
);

$cwd = BACKUP_DIR;
$process = proc_open(MT.' -f '.TAPE_DEV.' stat', $descriptorspec, $pipes, $cwd);
$onlineFlag = false;

if (is_resource($process)) {
while($buff = fgets($pipes[1], 4096)){
if(strpos($buff, "ONLINE") !== false){
$onlineFlag = true;
}
}

if($onlineFlag){
ini_set('max_execution_time', 0);
system("tar zcf ".TAPE_DEV." ".BACKUP_DIR);
system(MT." -f ".TAPE_DEV.' eject');
}

$return_value = proc_close($process);

echo "command returned $return_value\n";
}
?>

ちなみにこのスクリプトではnst0を対象としているので,書き込んだ後テープは自動で巻き戻されない(no rewindのn).
毎回巻き戻しをしたければ,st0を対象にすれば良い.

2009年1月18日日曜日

[Linux]: LinuxでSATA HDDの型番とシリアルナンバーを調べる

最近Seagate製SATA HDDの一部の型番の製品に,電源投入時にHDDが認識されないFirmwareのバグが存在するらしい.

Seagateナレッジベース

GALACTIC FUNC | seagateがやばい

というわけで,手元のLinuxマシンでHDDの型番を調べる方法を紹介.
やり方は,
$ cat /proc/scsi/scsi
するだけ.

(1/19追記)Seagateから手持ちのHDDが該当する個体かをシリアルナンバーから確認するフォームが提供された.

http://support.seagate.com/sncheck.html

シリアルナンバーを調べるには,
# hdparm -i /dev/[HDDデバイスファイル]
とする.
$ sudo hdparm -i /dev/sdb

/dev/sdb:

Model=ST31000333AS , FwRev=SD15 , SerialNo= XXXXXXX
Config={ HardSect NotMFM HdSw>15uSec Fixed DTR>10Mbs RotSpdTol>.5% }
RawCHS=16383/16/63, TrkSize=0, SectSize=0, ECCbytes=4
BuffType=unknown, BuffSize=0kB, MaxMultSect=16, MultSect=?8?
CurCHS=16383/16/63, CurSects=16514064, LBA=yes, LBAsects=1953525168
IORDY=on/off, tPIO={min:120,w/IORDY:120}, tDMA={min:120,rec:120}
PIO modes: pio0 pio1 pio2 pio3 pio4
DMA modes: mdma0 mdma1 mdma2
UDMA modes: udma0 udma1 udma2 udma3 udma4 udma5 *udma6
AdvancedPM=no WriteCache=enabled
Drive conforms to: unknown: ATA/ATAPI-4,5,6,7

* signifies the current active mode

Firmwareアップデートで対応できるみたいだけど,以下の型番に該当しないか動いている内に調べて,もし該当していたらとりあえずデータを退避させることを勧める.

Barracuda 7200.11
ST31000340AS/1TB
ST31000640AS/1TB
ST3750330AS/750GB
ST3750630AS/750GB
ST3640330AS/640GB
ST3640630AS/640GB
ST3500320AS/500GB
ST3500620AS/500GB
ST3500820AS/500GB
ST31500341AS/1.5TB
ST31000333AS/1TB
ST3640323AS/640GB
ST3640623AS/640GB
ST3320613AS/320GB
ST3320813AS/320GB
ST3160813AS/160GB

Barracuda ES.2 SATA
ST31000340NS/1TB
ST3750330NS/750GB
ST3500320NS/500GB
ST3250310NS/250GB

DiamondMax 22
STM31000340AS/1TB
STM31000640AS/1TB
STM3750330AS/750GB
STM3750630AS/750GB
STM3500320AS/500GB
STM3500620AS/500GB
STM3500820AS/500GB
STM31000334AS/1TB
STM3320614AS/320GB
STM3160813AS/160GB
# 1/18 : 容量を併記
# 1/19 : シリアルナンバーの取得方法を追記