2009年1月29日木曜日

[Firefox Add-ons]: HttpFoxでHTTPヘッダやボディ情報をチェックする


Webアプリケーション開発をしていると,サーバが返すHTTPレスポンスヘッダやブラウザが問い合わせるHTTPリクエストヘッダの他に,ボディ情報も見たいことがある.
Live HTTP HeadersはそういったときにHTTPヘッダ情報を取得することができるスニファツールで,ヘッダだけを観察したいときには便利である.

しかし,バグや予期せぬ挙動を追いかけるときに,ヘッダ情報だけでは不十分な時がある.
そんなときにはボディ情報も一緒に取得できるHttpFoxが便利である.
HttpFoxは,パケットスニファであるWireShark(tcpdump)を使ったことのある人ならすぐに使いこなすことができるだろう.
ダウンロードサイトからアドオンをインストールし,起動すると以下の様な画面が現れる.

左上の「Start」をクリックすると,HTTP通信の記録が開始される.

主な手順としては,
  1. 「Start」をクリックして監視したい操作を行う
  2. 「Stop」をクリックしてスニファを停止する
  3. 通信内容を見て必要な情報を解析する
といった順序で解析することになる.

実際に通信をキャプチャすると,以下の画像の様になる.


WireSharkなどとほとんど同じなので,Web開発をしている人にはいちいち説明する必要は無いと思う.
簡単なフィルタ機能も備えているので,解析の取っかかりには便利なAdd-onだろう.

最近のWebアプリケーションフレームワークは,たまに思わぬ挙動をすることがあるので,こうしたツールを覚えておくと予期せぬ現象を追いかけるのに役に立つだろう.

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