Webアプリケーション開発をしていると,サーバが返すHTTPレスポンスヘッダやブラウザが問い合わせるHTTPリクエストヘッダの他に,ボディ情報も見たいことがある.
Live HTTP HeadersはそういったときにHTTPヘッダ情報を取得することができるスニファツールで,ヘッダだけを観察したいときには便利である.
しかし,バグや予期せぬ挙動を追いかけるときに,ヘッダ情報だけでは不十分な時がある.
そんなときにはボディ情報も一緒に取得できるHttpFoxが便利である.
HttpFoxは,パケットスニファであるWireShark(tcpdump)を使ったことのある人ならすぐに使いこなすことができるだろう.
ダウンロードサイトからアドオンをインストールし,起動すると以下の様な画面が現れる.
左上の「Start」をクリックすると,HTTP通信の記録が開始される.
主な手順としては,
- 「Start」をクリックして監視したい操作を行う
- 「Stop」をクリックしてスニファを停止する
- 通信内容を見て必要な情報を解析する
実際に通信をキャプチャすると,以下の画像の様になる.
WireSharkなどとほとんど同じなので,Web開発をしている人にはいちいち説明する必要は無いと思う.
簡単なフィルタ機能も備えているので,解析の取っかかりには便利なAdd-onだろう.
最近のWebアプリケーションフレームワークは,たまに思わぬ挙動をすることがあるので,こうしたツールを覚えておくと予期せぬ現象を追いかけるのに役に立つだろう.
0 件のコメント:
コメントを投稿